2021年7月18日
こーべ通信 vol.29:長野オリンピックの思い出
Cobe Associe は、戦略と技術の問いを現場で検証可能な仮説に変える。
神戸からおはようございます。
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今週は営業日が3日しかないのか、と思っていたら、東京オリンピック開会式なんですね。東京の外でぼんやりと暮らしていると、街の変化も特にないので、あまり実感がないままここまで来てしまいました。水曜日からさっそく野球競技の予選が始まるようで、色々驚きなんですが、次気づいたら終わっていそうな気もしています。
いまは神戸に住んでいるんですが、生まれ→18歳までは長野県北部・飯山市というところでぼーっと生活をしており、小学校5年生のときに冬季・長野オリンピックを地元で経験しました(巻き込まれました)。このオリンピックでは、「学校一つ一つが、特定の国を担当して応援する」一校一国運動が始まり、私がいた飯山小学校はフィンランド担当でした。ワールドカップで通算36勝を挙げたスキージャンプのヤンネ・アホネンが学校訪問に来たり、フィンランドが強い競技として知られるバイアスロン(クロスカントリースキー+ライフル射撃)競技をみんなで応援に行ったことを覚えています。
家族でもいくつかの競技を見に行って、アイスホッケー(確かカナダ対チェコ)の迫力には驚かされました。一番衝撃を受けたのは、あまりメジャー競技ではない(冬季五輪は全般的に地味)やつで、エアリアルといいます。スキー板のみで、ほぼ垂直に立ち上がるジャンプ台から飛び立って回転とひねりで技と美しさを競うものなんですが、すごいです。↓を1分くらい、見てみて頂きたいです。
冬季オリンピック、上述の通り全般地味なのでわぁーっという歓声は上がりにくいんですが、このエアリアル、空中でぐるっぐるしている間は息をのみ、無事に着地した瞬間に観客みんな一斉に歓声をあげる、そんな観客参加型の楽しみ方ができる/できていたなぁと思っています。子供心に、強烈な印象がありました。(一方で40kmくらいをただただスキーで走ってレーザー銃で遠くの的を狙うバイアスロンは、声を上げて選手の集中を乱すのもアレなので、静かにしていました)
オーケストラの演奏を聴いた後の聴衆の拍手、ライブの時のモッシュ、高校野球のスタンド応援、ボディビルの応援の声、、、、、そこまで含めて楽しみ方なんだな、と言うことを教えてくれたのは、長野オリンピックのエアリアル競技でした。
今回の五輪は、無観客なんですよね。それに対する怒りや悲しみということと私自身は距離がある(おいている)んですが、まぁ観客あってなんぼ、みたいなところがあるじゃないですか、スポーツって。最近の研究で、観客の有無が選手のパフォーマンスにどんな影響を与えるかを検証した論文で「女性の方がパフォーマンスが下がりにくい」みたいな仮説が出てきたり、一方で順天堂大学の院生さんがかいた修士論文では「感情効果は女性の方が高く、調子が良いときや大会の重要度が高いときにより高まりやすい」みたいなデータもあるようで、観客の関わり合い方って面白いですよね。
この東京オリンピックに不参加を表明した豪州の男子テニス選手、ニック・キリオスはSNS上で、
誰もいない会場で対戦することを考えたが、しっくりこない。
といっていました。こういうしっくりこなさ、抱きしめたまま生きていきたいなと思う夏の日々です。
✏️読んだ/読んでいる
📃記事
ISSで200日過ごした宇宙飛行士が医師として宇宙で学んだこと:冒頭のこの文章だけでしびれる。「私の人生は計画するようなものではありません。ただ起こることなのです。幼い頃からの私にとって人生の探求とは、世界を理解することでした。しかし、全てを理解するなんてことは、ばかげた野心のようなものです。もちろん、達成できないでしょう。ですが、やってみるつもりです。もちろんそれは壮大な計画であると思っていましたが、むしろ立て続けに訪れるチャンスの扉のように感じていました。私が集めてきた教養はすべて、宇宙飛行士として本当に役に立ちました。」ありがとうMITテクノロジーレビュー。 (link)
大坂なおみインタビュー 'It's O.K. Not to Be O.K.':Time誌より。「自分が正しいと思い、社会にとってもよいことを当たり前に行っていてもすべての人を満足させることはできないこと、そして誰もがメンタルヘルスにかかわる問題を抱えているか、あるいはそのような人を身近に知っているという2つのことを学んだ」ぐっとくる。 (link)
メンタルヘルスに最高の都市とは:1位にアイスランド・レイキャビク。3位にヘルシンキ、4位にNZ・ウェリントン、5位に豪・メルボルン。来年まずはレイキャビクいこう。北北西に雲と往こう。 (link)
中国の若者は、横になる:頑張ることから距離を取り始めた中国のミレニアル世代。Laying downではなく、Laying flatというワーディングも素敵でした。 (link)
米・メイン州でパッケージに環境税: “A new law requires brands to pay fees for the packaging they create, with the money going to local communities to pay for recycling”ですって。中国が廃棄物受け入れを停止してから国内でのリサイクル体制の再整備が求められている米国にも変革の機運。 (Link)
機械学習の精度と利益と倫理とイシューと:「利益に繋がらない精度改善」この言葉がどんな風に捉えられる職場なのか、文化の代替指標になりそうだ。 (link)
サカナは「考えるときだけ脳を巨大化できる」:養殖場から逃げ出したニジマス、数ヶ月で脳の容量が15%も大きくなったと。なにそれ… (Link)
「予定ぎっしり」は創業者ではなく経営者向け:ぎっしり⇔ゆったり、は意識しないとどちらかに偏るので定期的に要調整。翌日やるべきことを3〜5個ほど夜のうちにリストアップする、この有効性は実感値高め。 (link)
「締め切りを守れない人」との付き合い方: “「締め切りを守れない」は、基本的に治らない。そして、彼らもまた、それを治すことをあまり望まない” 適正のお話。私は締め切り前倒しで進めるのが大好きな1のタイプど真ん中です。 (link)
宗教なき時代の戒律:『たとえばセミナー、たとえばセラピー、たとえば自己研鑽をとおして、「戒律」は個人に植え付けられ、支持され、ありがたがられている』よく、「それって宗教ですよね」と無邪気に発言しては怒られている私。悪意はないです。 (Link)
海外版・コンサル成果物あれこれ:マッキンゼーやBCGの書くスライドってなんぼのもんじゃい論がよくあり国内の政府向け調査資料なんかがよく晒されているのですが、Redditには海外パッケージも載っけられています。ご参考まで。個人的にはマッキンゼースライドのトーンが好きです。 (Link)
マインドフルネスな瞑想によって自己中心的で不寛容になる人がいる:「自らを個人的な枠組みに当てはめている人々にとって、マインドフルネスは彼らを個々の目標や欲求に集中するように駆り立て、彼らを利己的にさせるように働きます」 (Link)
GPT-3とそれを取り巻く周辺、パラダイムと限界:「GPT-3の明らかな問題点は3つある。1つ目は、巨大すぎること。巨大であるということは維持にコストがかかるだけでなく、大量に使うことができないことを意味する。2つ目は、コントロールが難しいこと。GPT-3は基本的に何を言い出すのかまったく予想がつかない。その意味では企業などが使うにはかなり危険な存在であるとも言える。そして3つ目は、果たしてこの技術の先に明るい未来が開けているかどうか確証が持てないということだ。」 (Link)
綱引き、消えた五輪種目:復活させて欲しい。ドイツ強そう。 (Link)
📙本
死のロングウォーク:ひっそりやっている本と読書のポッドキャスト、次のCobe.fmの課題本です。感じることの多いSF。全然本論ではないんですが、紙の本を読むとき、Google Lenseのパワーを実感します。コピペが一発。 (link)
なぜ僕たちは金融街の人びとを嫌うのか?:お金、みんな好きなんだけど、みんなそれについてイライラしている。不思議な存在です。文体が軽妙で好き。関美和さんの訳、常に素敵。 (link)
問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる:日常のあらゆる場面で、ささやかな一言で空気を変え、視点を変え、関係を変える「問いかけ」の技法。問いかけそのものに加えて、謙虚さについても教えてくれる良い本でした。偉くなる/なりたい人の基本教養。 (link)
ほしとんで:Podcastいんようで紹介されていた俳句をテーマにしたマンガ。今のところ4巻まで出ているんですが、最高です。 (Link)
🎥観た/観ている
暴君になる方法:Netflixで公開されているドキュメンタリーシリーズ。人々を支配するために必要なものとは何か。絶対的な権力を握るための戦略と特性の数々を、歴史に残る暴君たちから学ぶ。 (Link)
📻聴いた/聴いている
いんよう! 第152回【本をおすすめする回】:紹介されていた本、全部かってもうた。詩歌の世界、未開拓です。 (Link)
「花は咲く」をフラッシュモブで:東北でNPBのオールスターゲームもありましたし。好きな曲です。
🧩感じた/感じている
夜、近くの公園の前を通ると花火の残り香を感じます。夏が来た。
脚で考える。頭を走らせる。手を動かす。耳で感じる。心を休ませる。
誤解や誤読はしょうがない。むしろ推奨される。しかしそこには作法が必要。
ポジショニングをおろそかにしてはいけない。派手なダイビングは目立つが、そもそものポジショニングで防げる失点はたくさんある。野球でも、仕事でも。
大人になってこそ、自分にとっての先生を見つけるべきだ。
🍵今の関心事
軸をどこにどの太さでつくるか。全ての基本は軸なので。
呼吸筋の鍛え方。
2回目のワクチン接種後の過ごし方、スケジュールの立て方。
五輪中に触れるメディアの制限方法。
🥑活動報告
コーチングの上位資格を取得できました。次は国際資格です。一歩一歩、前進を止めない。同時に、急がないようにしています。
新しいリサーチワークが今週から始まります。楽しみです。
今日、今年2回目の400ml献血に行きます。
Schooさんで事業開発に取り組む人向けのリサーチ講座を行ってきました。存外に、評判が良いようです。もっともっと頑張ります。
今週も、Happy Weekを:-)


