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2024年12月22日

「今年のおすすめ本」候補📙

Cobe Associe は、戦略と技術の問いを現場で検証可能な仮説に変える。

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年末が近づいてきました。『長いやすみ、せっかくだから本でも読むか」な方向けに、私が今年読んだ本の中で印象に残っているものをリストアップしました。小説、絵本、デザイン本、ノンフィクション、エッセイ、生き方論(?)、お仕事系、社会テーマ、と続きます。

  1. モンテ・クリスト伯:骨太長編復讐小説。最高に面白い。

  2. 一九八四年:ビックブラザー!

  3. アンドロイドは電気羊の夢を見るか?:感情や共感、それってなんだ?と。AI時代に。

  4. ぬるい眠り:江國香織の世界観を堪能。

  5. 人類の深奥に秘められた記憶:これぞアフリカ文学。複雑なものを複雑なままで。

  6. そういうゲーム/ヨシタケシンスケ:「私の生活感これだ!」となった絵本。

  7. ナンセンスの絵本:どんなときにもユーモアを。

  8. Keith Haring:世界の傑物。

  9. 石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか:日本の傑物。

  10. 絶海 英国船ウェイジャー号の地獄:人間はどんな極限状態でも政治をする

  11. 世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち:情熱がすべて。

  12. 奇跡の一代記 神谷傳兵衛物語:デンキブランってそうだったの!?トヨタとそう繋がる!?

  13. やがて哀しき外国語:村上春樹は小説よりもエッセイが好き。

  14. 探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった:大好きだった若松英輔さんの日経連載がまとめて書籍に。フィヒテ『人間の使命』を引く16章が秀逸。

  15. 明けないで夜:燃え殻さんのエッセイ、いい味がします。

  16. 堕落論:終戦の翌年にこの文章を世に出す坂口安吾の胆力たるや。まず堕落しよう。

  17. 意味への意志:V.E.フランクルの著作、夜と霧よりこちらを繰り返し読んでいます。

  18. 反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方:今年1のヒット。

  19. 身銭を切れ――「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質:↑同著者。

  20. 好き嫌いと経営:経営者ってみな固有の色があるな、を思い知る。

  21. 戦略の要諦:目標設定は戦略ではない、と何度も。。。

  22. 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題:「みんな戦略ごっこ好きだな」感想です。

  23. 「会社四季報」業界地図:日本中、まだまだ知らない会社がたくさんある。

  24. 知の技法:モンテ・クリスト伯を読もうと思ったのはこれを読んだから。

  25. 自由の命運:自らが享受できている自由や権利は危ういバランスの上にある。


💼心惹かれたもの

  • 「コントラスト療法」を取り入れた生活:beehive創業者が事業と自分を両立するために取り組んでいる1年の過ごし方が理想的でした。 (link)

  • シェルティ:かわいい。来年、いよいよ自宅に招き入れたい。(link)

✏️読んだ/読んでいる

📃記事

  • ハーバード・ラッセル"無為礼讃":暇を楽しもう。>"19世紀初頭のイギリスでは、1日に15時間働くのが普通だった。 お節介焼きの暇人たちが、この労働時間はむしろ長いのではないかと指摘すると、仕事によって大人は酒を飲まず、子供はいたずらをしないのだと言われた" (HARPER’s Magazine, link)

  • 統計分析「映画のタイトルは長くなっているのか?」:回答「長くなっている」。長タイトルの作品に用いられているのがコロンということをみても、副題入りがより一般化してきたということだろか。長いタイトルは"何かをイベント化することでしか人々を映画館に誘うことができない映画業界の苦肉の策"なんだと分析。 (Stat Significant, link)

  • 健康に老いていきたいなら毎日1日7時間以上寝ろ:中国・温州医科大学の研究。2011年・2013年・2015年に睡眠習慣が記録され、その5年後に健康診断を受けた被験者3306人分のデータを分析、疾患状況や身体・認知機能など"サクセスフル・エイジング"の5項目をすべて満たした被験者は全体のわずか13.8%で、そのうち3人に2人は、常に一晩あたり7時間以上の睡眠をとっていた。 (Gigazine, link)

  • イーロン・マスク、ピーター・ティール、サム・アルトマンを比べてみる:3人のイデオロギーを理解すれば、彼らの行動原理がみえてくるかも。イーロンは「人間という種の存続」、ピーター・ティールは「暴力や虐待の防止」、サム・アルトマンは「(資本主義的/社会主義的手法を排除しない)豊かさの追求」に目を向けている。 (Erik Torenberg, link)

  • ダーツが世界的ブームに:2007年生まれのルーク・リトラーが新たなスターとして世界大会を席巻している。23年末、16歳にしてダーツ界で最も権威のあるワールド・ダーツ・チャンピオンシップの出場権を獲得。インスタグラムでも100万人以上のフォロワーを抱えていて、好物のケバブを頬張る姿も大人気。1人のスターの誕生が競技全体への魅力を高めることに繋がるのは素晴らしい。 (FT, link)

  • 壊れゆく高級ブランドへの信頼:高級品の価格は上昇し続けているが、品質と価値はそれに追いついていないのではないか?ベインの調査によると、ラグジュアリーブランドのNPSはいずれも過去最低水準に落ち込んでおり、売上も2022年対比で20-25%ほど落ち込んでいる。一見客だけではなく古くからの上顧客まで幅広くブランドから離脱している。顧客がこれまで楽しんできたストーリーもなければ、品質への信頼も失われているとの分析。 (Jing Daily, link)

  • AIが生物学におこした革命:2019年の臨床試験中のAI発見分子は12個だったが、2023年末までに67個にまで跳ね上がっている。『AIが発見した医薬品は臨床試験でどの程度成功しているのか? 最初の分析と新たな教訓』("How successful are AI-discovered drugs in clinical trials? A first analysis and emerging lessons")にもあるように、少しずつこの分野の難しさが明らかになってきており、注視されるAI創薬PJTも出てきている。AlphaFold3など注目すべき技術もどんどん出てきている中で、さて向こう5年、どんな期待と失望があるだろうか。 (Air Street Press, link)

  • 現場に居続けること:資産/投資運用チームのブログとは思えないほど素晴らしいエッセイ。「良い人には良いことが起きる」真実だろうとどうだろうと、これは命題だと信じて生きていきたい。 (Albert Bridge Capital, link)

  • いま仕事OSをアップデートしよう:マッキンゼー大先生からのお便り。PC/スマホのアップデートには通知が来るけど、仕事術を更新すべきかどうかを判断できるのは自分しかいない。優先順位、自身の役割、時間の使い方、エネルギーの量と質、4つの観点から自らの仕事術を見つめて、必要ならこの年末年始でゆっくりアップデートをかけよう。 (McKinsey, link)

  • 心身にも「再起動」を:上の記事とワンセットで。『"考える"とは、新しい観察を既存の知識や価値観と統合し、新たな結論に到達するための目的意識を持ったプロセス』『より砕けて表現するなら、思考=目的をもって質問し答えるプロセス』だとして、過負荷に陥ったときには思考材料が全てどこかに流れていってしまう。もし機能不全に陥ったなら、思い切って一度電源を落とすべき。 (Thinking Directions, link)

📙本

探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった (Amazon, link)、堕落論 (Amazon, link)、モンテ・クリスト伯 (Amazon, link)の3冊。内容はまた今度。

📻観た/聴いた

  • Cobe Associe@Spotify:オフィスで流しているBGMです。プレイリストにして公開しました。

  • Speculative Visions:Aestheticaの特集キュレーション。みてみて。 (link)

  • Stratechery:Rebuild.fmの中で紹介されて聴き始めたポッドキャスト。英語と技術の勉強に最適。 (link)


🧩感じた/感じている

  • 西山朋佳女流三冠の棋士編入試験、第4局に勝利!綺麗な振り飛車の将棋でした。2勝2敗でいよいよ運命の第5局へ。来年1月、柵木幹太四段に勝てば史上初の女性棋士誕生。

  • 真実すぎる。 > "なぜやりたい仕事をやらせてもらえない?「それは誰もあなたに頼みたくないから」" (link)

  • 坂口安吾・堕落論を読んだいま、ぐっとくる。 > "ひとかどの者になることを求める者は、嫌でもどっさり辛酸を嘗めること、のみならず、嘲笑も軽蔑もしこたま受けなければならない" (ポキュリデス断片13(テオグニス他「エレゲイア詩集」277頁))

🍵今の関心事

  • オフィスでのたこ焼きパーティー、いつ第1回をやるか。

🥑活動報告

  • Cobe Associeの価値観をまとめた公開Webサイトを更新しました。

  • オフィスにすてきなポスターが届きました。嬉しい。

お便り箱。相談/コメントはこちらまで。今週もやっていきましょう。

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